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🧠「減税ポピュリズム」をどう考えるか?

民意と迎合の境界線を、ちゃんと見極めよう。

🍬「減税しろ!」の声は正しい。でも、それだけじゃ足りない。

SNSを見れば、「減税してくれ!」という声は日に日に増えている。
政治家もそれに応えるように、「減税!」のフレーズを連呼する。

けど、それって本当に“政治”か?

たしかに、今の生活はキツい。
物価は上がり、光熱費は高騰。
「頼むから税金だけは軽くしてくれ」って思うのは、正当な願いだ。

でも、それをそのまま政策にするのは――
居酒屋で隣に座った酔っぱらいに国政を任せるようなもん!笑

💥「民意に応える」vs「耳障りのいいことだけ言う」

ここをハッキリ分けたほうが良いと思うよね。

  民意に応える 大衆迎合する
判断基準 構造を踏まえて丁寧に議論する 空気を読んで叫ぶだけ
財源 どう捻出するかも語る 無かったことにする
目指すもの 持続可能な社会 目先の支持率
信頼 時間がかかっても残る 短期間で消える

「減税ポピュリズムだ!」と批判する政治家や専務(笑)にムカついた気持ちもわかる。
でもその裏には、「無責任に言うのはやめようぜ」って意図もあるからね。

🏢 企業で例えると、こうなる

社員:「給料上げてくださいよ」
経営者:「よし、倍にする!」
社員:「マジっすか!ありがとうございます!」
(数ヶ月後)
会社、倒産。

こんな無計画な「大衆迎合経営」やってたら、社員は誰も幸せにならない。

政治も同じ。
リーダーは“聞く耳”だけじゃなく、“決断の芯”も持たなきゃいけない。

🎌多くの日本人は世界を見てない

英国のトラスショックのように、「借金まみれのバラマキ」と思われれば、市場から信頼を失い、「日本売り」につながる恐れも。

www.jiji.com

日本の財政はもう火の車だから、ちょっとでも無理のある政策をすると、イギリスみたいに市場から突き放されちゃうリスクもある。

結局、減税も増税も、どっちを選んでも難しくて、「どうやって説明して、納得してもらうか」が一番の戦いになってる中で、カナリがんばってた岸田さんが失脚してしまうような、この国の空気はおかしいと思っている。
大衆に迎合せず、正しい判断をしようとする政治家は嫌われる。

「増税メガネ」とか、幼稚な悪口言われて失脚してしまう時点で、日本は破滅に向かってるようなもんだろ笑

🧩 じゃあ、どうするべきか?

「減税したい」という願いは、否定すべきじゃない。
でも、それをどう実現させるかが政治家の仕事

  • 財源をどうする?
  • 誰の減税を優先する?
  • 代わりに何を削る?
  • 長期的にどう回す?

この“しんどい問い”から逃げずに語れる政治家が、信頼される。

🔚 まとめ:叫ぶだけなら誰でもできる

減税は「正義」でも、「魔法」じゃない。
正義と魔法を履き違えた時、民主主義は壊れていく。

民意を大切にしたいなら、
“耳心地の良さ”じゃなく“現実と向き合う誠実さ”にこそ拍手を。

 

ではまた👋

今の日本の課題は、誰のせいでもない。当たり前だよ?って話

🤯人口ボーナスは、ある時期だけやってくる“機会の窓”

日本が高度経済成長を達成するために、人口ボーナス(経済学の概念)があったことはみなさんもご存知かと思いますが、
でも実はこの人口ボーナスを活かすも殺すも、“機会の窓”を開けるかどうかにかかっているのです。


そして、その“機会の窓”を開いたその先には、少子高齢化が待っている...これが世界のどの国でも起きている現実なのでございます⌛️

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